膝をついたときに、膝のお皿の下あたりが痛むことはありませんか?
「少しぶつけただけだと思っていた」
「膝をつく仕事をしていて違和感が続く」
「しゃがむと膝の前が痛い」
こうした症状の原因のひとつに、膝蓋下滑液包炎(しつがいかかつえきほうえん)があります。
膝の前面にあるクッション組織が炎症を起こし、腫れや痛みを引き起こす状態です。特に膝をつく動作が多い方やスポーツをしている方にみられやすい特徴があります。
ごとう整骨院では、患部だけでなく膝に負担がかかる身体の使い方全体を確認し、再発予防まで考えた施術を行っています。
膝蓋下滑液包炎とは、膝のお皿(膝蓋骨)の下にある滑液包(関節を滑らかに動かすためのクッション)が炎症を起こす疾患です。
滑液包は骨や腱、皮膚との摩擦を軽減する役割がありますが、繰り返し刺激を受けることで炎症を起こします。
このような症状がみられます。
・膝蓋骨の下に違和感や痛みがある
・膝をつくと強い痛みがある
・腫れや熱感を伴うことがある
特に、
・大工
・清掃業
・庭仕事
・スポーツ選手(ランナー、バレーボール、サッカーなど)
に多くみられます。
膝を頻繁につく動作による慢性的な刺激が最も多い原因です。
長時間の正座やしゃがみ込みも負担になります。
ランニングやジャンプ動作の繰り返しで膝蓋腱周囲への負担が増加します。
フォーム不良も影響します。
大腿四頭筋やハムストリングの柔軟性低下によって膝への負担が集中します。
骨盤や股関節の動きも関係します。
転倒や打撲による刺激でも発症します。
まれに細菌感染による感染性滑液包炎になることもあります。
押すと痛みがあり、膨らみを感じることがあります。
膝蓋下滑液包炎の特徴的な症状です。
「膝をつくと痛い」という方はこの状態が疑われることがあります。
膝の曲げ伸ばしで炎症部分が刺激されるため、動作時痛が出やすくなります。
炎症が強い場合や感染がある場合は注意が必要です。
膝蓋下滑液包炎は膝のお皿の下に炎症が起こる点で、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)と似た症状が出ることがあります。
ただし、痛む場所や炎症が起きている組織が異なるため、必要な対応も変わります。
ジャンプやランニングで痛みが出る場合は、どちらが原因か見極めることが大切です。
膝の痛みでも、原因が膝だけとは限りません。
股関節の硬さ
骨盤の傾き
太ももの筋緊張
足首の可動性低下
こうした影響で膝への負担が増えていることがあります。
膝だけに施術しても、根本原因が残れば再発しやすくなります。
ごとう整骨院では、施術を行う前に「本当に整骨院で対応できる状態なのか」を確認することを大切にしています。
膝の腫れや熱感が強い場合、感染や他の関節疾患が隠れていることもあります。
症状によっては医療機関での検査を優先した方が良い場合もあるため、必要に応じて適切な受診をご案内しています。
次のような場合は整形外科受診をおすすめします。
・赤みや熱感が強い
・発熱を伴う
・安静でもズキズキ痛む
・急激に腫れが大きくなる
・膝が曲げられない
感染性滑液包炎などは早期対応が重要です。
炎症が強い急性期には、まず患部への負担を減らしながら状態を落ち着かせることが大切です。
炎症が強い時期は、
R:安静
I:冷却
C:圧迫
E:挙上
を基本に対応します。
深部の血流を促し、炎症部周囲の回復をサポートします。
大腿四頭筋・股関節・骨盤周囲のバランスを整え、膝への負担軽減を目指します。
仕事やスポーツ動作の見直し、セルフケアまでサポートします。
・膝をつく作業ではクッションやニーパッドを使用する
・長時間の正座を避ける
・太もも前後のストレッチを行う
・股関節や体幹の安定性を高める
・運動フォームを見直す
膝への繰り返し負担を減らすことが予防につながります。
膝蓋下滑液包炎は、早めに対応することで悪化を防ぎやすい症状です。
「膝をつくと痛い」
「膝の前が腫れている」
「なかなか違和感が引かない」
このような場合は、お早めにご相談ください。
・滑液包炎
・膝痛
・変形性膝関節症
・オスグッド
・ジャンパー膝
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院長:後藤 大(柔道整復師)